この記事は、「浜松メディアコンテンツカフェvol.4」にて発表した内容をまとめたものです。
発表した段階で冗長だと思った部分はカットなどしているため、実際に発表した内容とは異なりますのでご了承願います。
なぜ今はじめるのか
なぜ今DanceDanceRevolution(ダンレボ、以下DDRと表記)を勧めるのか、それにはワケがいくつかあります。
フィットネス効果
DDRが流行した当時にプレイしていた人たちは、そろそろ運動不足が気になる年頃かもしれません。
現在のDDRはダイエットを支援する様々な機能が用意されています。
例えば自分の体重を入力しておくと、プレー後にその日のカロリー消費量を自動で計算してくれます。(ゲーム画面には体重表記は出ないので、ご安心を)
また次回作では、さらに支援する機能も実装されるそうです。
過去の名曲が復活
butterflyやDUB-I-DUB、DAM DARIRAMやCAPTAIN JACKなど、往年の名曲が譜面も新たに再収録されました。
またEZ DO DANCEやポリリズムなどのJ-POPも収録されています。
新作が12月に稼働
新作となる「Dance Dance Revolution X3 VS 2ndMIX」は12月に稼働することが決定しています。
今からDDRを始めれば、新作もより一層楽しめることと思います。
またタイトルから分かるように、DDR黄金期だった2ndMIXをフューチャーした内容となるようです。
あれ?DDRって昔流行ったよね?今もあるの?
そう思うのも無理はないかと思います。
結論から先に言ってしまえば、DDRには新作が出なかった時期、いわゆる「空白の歴史」があるのです。
初代DanceDanceRevolutionは1998年の9月に稼働を開始しました。
その後1999年に2ndMIX、3rdMIXと立て続けに新作が稼働し、この辺りがブームの頂点だったのではないでしょうか。
以降もバージョンが重なっていきますが、8作目となる「Dance Dance Revolution EXTREME」*1が2002年12月に稼働を開始して以降、開発が途絶えます。
家庭用DDR EXTREMEのソフトに「終わり」を意味する楽曲*2が収録されたことから、今後のシリーズ展開は絶望的でした。
しかし、ここで思わぬところからDDRが復活することとなりました。
海外(おもに米国、欧州など)でDDRがフィットネス効果の高さを受けてブレイクしたのです。
その海外人気に引っ張られる形で2006年7月、「Dance Dance Revolution SuperNOVA」が日本を含む全世界で稼働を開始しました。
以降「SuperNOVA2」、「X」とバージョンを重ね、2010年7月に現行のバージョンである「Dance Dance Revolution X2」が稼働しました。
どっちから始める!?DDRデビュー
DDRにはゲーセンなどに置かれている「アーケード版」(業務用、AC)と家でプレイできる「コンシューマー版」(家庭用、CS)の2種類があります。
業務用、家庭用双方の利点と欠点について理解して、どちらから始めるか考えてみましょう。
家庭用
- PS時代のソフトなら安い、専用コントローラ(マットコントローラ)込みで1000円かからない
- 国内ではPS2、Wii、iPhoneなどで商品展開
- 最近のソフトは品薄で高値安定、中古でも5000円ぐらい
- 業務用に収録されていない曲が入っている、逆もしかり
- 特に古いソフトに顕著
- マットコントローラは業務用と感触が違う
- 固定しないと、マットが動いてしまう
- 振動とそれに伴う騒音の問題
- 他人の目を気にせずプレイが出来る
業務用
- パネルが踏みやすい
- 一部店舗ではまともにメンテナンスされていない場合も
- 設置店舗が限られている(他の音ゲーに比べて圧倒的に少ない)
- 他人の目が気になるかも?
- 他に客がいると、通しでやりこめない
- オンラインでスコア対決が出来る
プレイする前の心得
水分補給・体調管理には気をつけよう
汗が出るのでタオルや飲み物、制汗剤など忘れないようにしましょう。
普段ハイヒールなどの人は運動靴も用意するといいでしょう。
準備運動は怠らないようにしましょう。海外では死者も出ています。
e-AMUSEMENT PASSを使おう
消費カロリーやハイスコアなどの情報は、「e-AMUSEMENT PASS」と呼ばれるエントリーカードを使わないと保存されません。
ゲーセンで400円程度にて販売しているので、必ず手に入れましょう。
なお、次回作ではFelica対応の携帯電話やカードもエントリーカードとして使える予定です。