各バトルドームをプレイ・レビューしてみた。

手元に、

の3台が揃ったので、サークルの後輩とプレイしてみました。その所感をまとめておきます。

NEWアメリカンバトルドーム

ツクダオリジナル時代のものを中古で購入したおかげか、メガハウス製にあるような成型不良は見られませんでした。
さすがに他の2つに比べて大きく、安定感があります。
そのおかげで安定してボールを打ち返すことができます。
また、排出機構のゼンマイ音やボールの落ちる音、ボールがベルに当たる音が場を賑やかにしてくれ、白熱した試合を盛り上げてくれます。
しかし他のバトルドームに比べると、ボールの排出が遅く、一定です。ことバトルドーム初心者同士のバトルでは、ボールが溜まりにくく、余り白熱した試合にならないかもしれません。また上級者と初心者が混在する環境においても、少ないボールでの勝負になるので上級者が有利になりやすいという面があります。
ボールの点数においては、5点となるボールが5つあるため、逆転の要素は大きいと思われます。
ちなみに今回はネットを取りつけてプレイしましたが、1〜2個のボールが場外に飛び出しました。ネットは非常に重要です。

ドラえもんバトルドーム

電動式でかつ、ボールを飛び交うドームが完全に密閉されているため、ボールを無くす心配がほとんどありません。
ボールを紛失して探す手間もなく、全員でタイミングを合わせてゲームを開始する必要もないので、気楽にゲームを開始できます。
しかしながらボールが軽いため、フリッパーを超えてゴールに入るなど、まさに3Dな方向からボールが飛んできます。
「ボールを相手のゴールにシュゥゥゥーッ!!する 」というよりも、「自分のゴールにボールがシュゥゥゥーッ!! されないようにする」という守りの要素が強く、実際にほとんど自軍に攻撃してくるのは中央の排出機構です。
ただ、初心者と上級者で差異が出にくいという見方もできるので、一概に悪いとは言えません。
あと、自軍に入ったボールの集計は目視で行うことになります。

アクションバトルドーム

amazonなどでは「球が出にくい」など不評でしたが、4人でプレイした限りでは、むしろNEWアメリカンバトルドームよりも多くの球が出てきました。また新機構「ストッカー」もドーム上で飛び交うボール数を増やすのに一役買っています。
ただ、ネットなどの飛散防止策がとられていないため、ボールが場外に飛ぶ機会が非常に多いです。1試合で10個ほどに上ることもあります。
それらを回収し、再びボールドームに戻す作業は、場の流れを停滞させる一因となります。また他のバトルドームと比べても球が小さいので、無くしてしまうことも多いかと思います。球をなくしやすい環境でプレイするのはあまり勧められません。